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- 感染性疾患
ご家族の方にも健康を!
感染性の病気は、早期の治療が必要です。
ご自分だけでなく、大切なご家族にも感染によって辛い思いをさせる場合があります。
気になる症状や皮膚以外の症状でも、どこで診療を受ければ良いのか分からない等、医療や健康に関することならどんなことでも、お気軽にご相談ください。可能な限りアドバイスさせていただきます。
みずむし(水虫)
みずむし(水虫)とは?
みずむし(水虫)は、水虫菌(白癬菌)というカビ(ケラチン好性真菌)の一種が足に付着した後、足を一定期間、多湿な環境におくことによって起こります。
早期に治療しなければ症状は悪化し、慢性化します。そうなると、足だけでなく爪(爪白癬・爪みずむし)や手(体部白癬・ぜにたむし)、股(股部白癬・いんきんたむし)等にも発症します。
みずむし(水虫)の症状
みずむし(水虫)の症状は、かかとがひび割れる、皮膚がポロポロむける、爪が白くなる等です。冬は症状が軽くなることが多いのですが、夏になるとまた再発します。
みずむし(水虫)の治療法
みずむし(水虫)の治療は、外用薬が中心となります。塗り薬は、白癬菌のいる角質層に達しても皮膚が生まれ変わるため、毎日塗らなければ影響がありません。症状は数日~数週間で軽快しますが、更に1力月は塗り続けましょう。皮膚が生まれ変わり、菌がいなくなる前にやめてしまうと菌が残り、再発の原因となります。根気よく治療を続けることが重要です。
また、菌は目に見える患部以外にもいるので、薬は両足に広めに塗りましょう。
とびひ
とびひとは?
とびひは、正式には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」という名称で、細菌によって皮膚に感染する感染症です。
汗疹(あせも)や虫刺され等の傷から細菌が入り、それを触れた手で他の場所を触ることで「飛び火」のようにどんどん湿疹が広がっていく病気なので「とびひ」と言われています。
とびひの治療法
外用薬を患部に塗り、抗生物質を服用します。そして、とびひは皮膚を清潔に保つことが重要です。シャワーでこまめに汗を流しましょう。石鹸等で、強くこすらず優しく洗いましょう。
※プールへは入らないようにしましょう。
※かかないようにしましょう。
イボ
イボとは?
一般的にイボとは、皮膚から盛り上がっている小さな突起物を総称していいます。疣贅(ゆうぜい)ともいいます。
ウイルスによるものと加齢によるものとがあり、ウイルスによるイボはヒトパピローマウイルスに感染することで出てきます。他の人へと伝染することもありますが、同じ人の体の他の部分へと伝染することの方が多くあります。
イボの治療法
ウイルス性の疣贅の治療としては、内服や切開切除法、レーザー療法、いぼ冷凍凝固術(凍結療法)などがあります。